SNSが当たり前となって約10年、それまではブログが定番のツールで、そこからLINE/Twitter/Facebook/Instagram/が流行り、youtubeもコミュニティツールとして浸透しました。
今回はSNSが現在どのように活用されているか、
今はかなりすみ分けがされて、普段使いはTwitterが一番活用されています。
目 次
個性の塊 Instagram
<2022年推定4,800万アカウント> https://www.instagram.com/
ココ数年一番伸びてきているSNSです。画像を中心にしたSNSで、華やかでインパクトある画像を「Insta映え」という用語が定着するくらい、流行に敏感な人たちのツールとして活用されています。女性の利用率が比較的多く、美味しいお店・オシャレなアイテム・素敵な観光スポットなど、印象に残る画像や動画を投稿することの多いSNSです。企業アカウントは自社ブランドの統一感ある投稿でファン獲得を目指している状態です。
特にインフルエンサーと呼ばれる企業案件を持っている個性的で魅力的なアカウントが定着し、企業の新商品を魅力的・積極的に画像で教えてくれるコンテンツとなりました。他のSNSより画像やショート動画が中心ですので、閲覧時間が長いのも納得なアプリです。
日常の情報 Twitter
<2022年推定4,600万アカウント> https://twitter.com/
リアルタイムな情報収集ツールとして定着しています。1回の投稿は140文字と制限がありますが、日本語と相性が良く今では行政や企業のアカウントも多く登録され企業のメイン情報公開ツールとしても活躍しています。政治の場面でも活用され、各国のトップ同士や大使同士のコミュニケーションが見れるのもTwitterの面白いところだと思います。そしてここ数年10~30代の登録者が増加しました。これは様々な要因が言われていますが、リアルタイムで正確な情報を求める人が増えた結果ではないでしょうか。
匿名性が高いので、趣味的交流や全国の仲間との交流に活用しやすい傾向があります。上記の通り日本語との相性が良いこともあり、短い文章で小言を呟く「息抜き」として活用している人も居て、何気ない日常が垣間見えるのもTwitterの面白いところだと思います。そのため何か無いかな?と一日複数回の閲覧で実稼働率が高く80%を超えています。
Twitterの最大の魅力は瞬発力と拡散力と言われています。面白い投稿がRTリツイート(拡散)されることも多々ありますが、社会性のある有意義な情報のRTが流れてくるのもTwitterの特徴です。日本では台風情報・大雪情報・電車の運行状況など生活に直結するようなリアルタイム情報が簡単にキャッチできるツールとなり、身近なSNSとして活用されています。
電話とメールを終わらせた LINE
<2022年推定8,900万アカウント> https://line.me/ja/
国内の携帯通話をLINE通話に、キャリアメールをLINEチャットに変えさせてしまったバケモノアプリです。スマートホンへのインストール率95%と、日本のスマホにほぼ入っているSNSアプリです。上記のInstagramやTwitterと活用方法が若干違い、1対1に強いアプリとなっています。企業は顧客の手元に直接チラシや情報を流せるので、囲い込みにチカラを入れているSNSです。地方の小さなショップでも全国展開している企業でも、このLINEでの囲い込みはいまだに競争状態です。手元のスマホに情報を送信するだけで、紙媒体のチラシより見てもらえる可能性が高いので効果・期待は高いと思います。
しかし、ここに来て「LINE離れ」という言葉も聞くようになりました。その原因は「既読」という「無言の確認した」行為に対して、「返信がない」と不安や常識がないといった自分勝手な解釈が先行してしまったり、「既読」がつかなくて「読まれていない」と無視されたなど、相手の状況を理解しない判断から、徐々に「LINEは疲れる」と言われてきています。さらにLINE社が、サーバーは国内管理と言っていたにも関わらず、韓国にサーバーを置き中国人に管理させていたことも発覚し、国内企業に対して嘘を言っていたのでLINEのに対して厳しい目が向く事態となりました。
流出が止まらない Facebook
<2022年推定2,500万アカウント> https://www.facebook.com/
残念ながら実稼働率15%程度まで落ち込んでいるSNSとなってしまいました。様々な要因がありますが、日本では「匿名性が低い」「身内ノリ」「改悪が多すぎ」と散々な言われようで利用者が離れていっております。最大の懸念材料は「検索しづらい」ことで、欲しい情報が探しにくい、操作感やUIが悪いと不満が連発しています。直感で操作出来ないのは致命傷だと思います。
しかし個人的なブログからFaebookに移行した方は多く、今では日記感覚で身内的な使い方で運用している人も多くいらっしゃいます。ただ拡散能力は皆無なので、はてなブログやアメーバブログなど大手ブログで投稿して拡散したほうが無難です。
オシャレな人は Pinterest
<2022年推定950万アカウント> https://www.pinterest.jp/
ここ1~2年急上昇しているSNSの代表!ピンタレスト。特に「オシャレな女性」の間で大人気なSNSです。海外で人気が出て日本に入ってきただけあって、海外の投稿HITが大変多く、視覚的な刺激は新鮮で斬新なものが多いと感じます。
Pinterestの最大の特徴は、「一般サイトの画像も引っ張って表示してくる」ことです。気に入った画像をピン留めして自分好みの画像アルバムを作る感じです。そしてアプリを立ち上げるだけで、いきなりオススメ画像を表示してくれるので、検索単語を入力する手間がありません。これはかなり楽です。
本題のSNSは集客に有効なのか?
答えは「有効」の一択です。
むしろSNSで情報を発信していないほうが少ないくらいです。どんな業種でもSNSを使用して情報を公開するのは必須となっています。また自社サイトの更新情報をSNSで公開するだけでも十分に利用価値があります。物販がある企業は必ずSNSを使用してユーザーとコミュニケーションを取ることをお勧めします。