withgodでもAMD RYZEN CPUでの組立が多いです。9割はAMDです。なぜここまでAMD CPUが多くなったのでしょうか?

目 次

現状の日本国内の市場シェア

2022年ではIntel 75% AMD 25% と言われていました。(出荷ベース) この頃からRYZEN AM4は良いぞ!と言われ続け、3000.5000番台はコスパ最強とも言われてきました。
2025.3月には市場シェアは、Intel 55% AMD 45%まで追いかけてくる状態となっています。体感ではすでにAMDシェアは50%に日本国内でも到達したと思っています。
Intelじゃないと不安なんて思っていた人も、いまではAMDじゃないと長持ちしないと思わせるくらいの安心感があります。

実際どれくらいの人気具合?
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どちらも上位をAMDが独占状態です。コスパの良い低価格帯と性能重視の高パーフォマンス高価格のCPUが並んで上位に入っているのが特徴です。

PCゲーム・AI学習・動画編集等に必要な高性能CPUが売れ筋に入ってくるほどに売れている状態なのは、どれほどAMD CPUが信頼されているかの答えでしょう。
前世代型CPUを製造販売している恩恵で、一般ユーザーにとっては高性能なCPUでも低価格流通しており幅広くユーザーを獲得しているのも特徴です。

Intelは第13.14世代CPUの急激老朽化問題以降、「高額」「無駄性能」のレッテルから抜け出せていない状態です。AMDよりかゆいところに手が届くような性能もあるのですが、「それ必要?」「それより価格下げて」という状態です。

海外はどうなの?

出荷台数は80~90%がAMD CPUの状態です。特に欧州ではIntel不信で店舗によっては90%以上AMD CPU出荷となっています。
米国では市場シェア(2024年秋)はIntel 70% AMD 30% (2020年 Intel 80% AMD 20%)となっています。出荷ベースを考えると2025.2026年には市場シェアが50:50くらいまで行くのではとの予測も出ています。
アジアでも同様で、AMDのシェアが急激に増加し、INTELは過去最低のシェア率となったと報道がありました。大きな市場の中国でもAMDがシェア50%に迫る勢いと報じられました。

今後どうなる?

市場調査会社によると、AMDのシェア拡大は2029年までは続くという予想もあり、windows11の時代はAMD CPUがメインとなる人も多くなるのではないでしょうか?
IntelもAMDも素晴らしいCPUを作っているのは間違いないのですが、IntelもAMDも技術開発への投資、特にAIに対して強敵「NVIDIA」社が居るので、そこへの対抗が最大の課題となっています。

一般ユーザー向けのCPUの製造がAMD RYZENの旧製品くらいしか無いのも現実問題として出てきています。もちろん新製品にも一般向けがありますが、今後AI機能が時代とともに浸透し、一般ユーザーにも必要不可欠な状況になれば、高性能なCPUが必要になってくるでしょうが、まだそこまで高性能+高価格である必要性が無い状況です。

一般向けの最新CPUはどれ?

今まで一般向けCPUと言ったら「10,000~15,000円」が相場でしたが、残念ながら最新の一番ローモデルで40,000円前後なのが現状です。

Intel

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AMD

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