パソコンに関係する用語ってどんどん新しいのが出てきます。しかも気がつくと知ってて当然だよね?みたいにみんなが使っています。
「○○って、よく聞くけど、なんか良いんでしょ?」 この状態な事が多くないですか?
自分には必要無いと思っていても、実際はすでに使用してたり、知っていて比較したら得することもあります。専門用語と思われがちだけど、覚えておくと得をする用語を紹介します。
目 次
M.2(エムドットツー)
いきなり聞き慣れない用語の方もいらっしゃるかもしれませんが、パソコンのデータを保存するパーツの部品名です。
データを保存する場所を「ストレージ」と言います。そのストレージには種類があります。
HDD 一番聞き慣れた種類はHDD(ハードディスクドライブ)だと思います。パソコンが一般的に普及してから今でもデータ保存はHDDという人も多いと思います。
SSD SSD(エスエスディー)はHDDの約5~10倍の早さでデータを書き込んだり、呼び出したりできます。パソコンの起動が遅いPCはこれに変更するだけで起動時のストレスがかなり軽減されます。
eMMC ノートパソコンやスマートホンなどによく使われているストレージです。
M.2 SSD このM.2は上記にあるSSDの進化版です。一般のSSDよりさらに高速で、HDDの20倍以上の早さで処理できます。
クラウドストレージ パソコン内部に保存するのではなく、ネット上に保存する方式です。
種類 | 耐久目安 | 速度 |
HDD | 3~4年 | 約150MB |
SSD | 10年以上 | 約500MB |
eMMC | SSDと同等か | 約2000MB |
M.2 SSD | 10年以上 | 約3000MB |
クラウドストレージ | 契約に応じて | 約30MB |
M.2のメリット
高性能・短時間処理・高耐久・低電力と、良い事ばかりと言っても大丈夫なパーツです。HDDと同じ容量であれば価格は2倍以上しますので、windowsOSと各プログラムアプリなどの保存先など用途を限定すれば、快適なパソコン環境になります。
M.2のデメリット
・価格が高い。HDDと比べると高いです。個人的には性能・耐久を考えると価格には納得できます。
・古いパソコンには取り付けできません。専用のマザーボードが必要となりますので、ここ3年以降のデスクトップパソコンや最近の超高性能ノートパソコンなどで使用できます。
M.2を勧める方
動画編集・イラスト制作など、主にAdobeソフトを利用される方にはオススメします。
Wi-Fi6(ワイファイシックス)
最近CMでもよく見かける文字だと思います。何かのバージョン6なんだろうとはお気づきかと思います。今までは下記表の左列のように11acや11nなど一般の人には馴染めない名称でした。きっとみなさんの家の無線ルーターに貼ってあるシールに、この記号が記載されていると思います。
Wi-Fi6は2019年から登場した規格で、下記の表のように最大9.6Gbpsの通信速度が可能です。しかし、この恩恵があるのは、このWi-Fi6に対応した電化製品でないといけません。実際に対応している製品は iPhone11シリーズ・Galaxy最新シリーズ・AQUOS最新シリーズ・Xperia最新などです。これから数年で浸透していきますので、今からWi-Fiルーターを交換しようと検討されている方は、このWi-Fi6対応を購入しておくのも良い選択だと思います。
Wi-Fi 種類 | 新名称 | 最大通信速度 |
11ax | Wi-Fi6 | 9600M bps |
11ac | Wi-Fi5 | 6900M bps |
11n | Wi-Fi4 | 600M bps |
11g | 54M bps | |
11a | 54M bps | |
11b | 11M bps | |
11 | 2M bps |
サムネイル
サムネイルは略して「サムネ」なんて呼ばれます。youtubeを開くとたくさんの動画が画像で並んでると思います。あの画像は動画の内容を一枚の画像にしてる動画のタイトル的画像ですが、これを「サムネイル」と呼びます。自分のパソコンの画像を一覧で見た時に小さく表示して並んでいると思いますが、これもサムネイルです。
「データを簡易的な一枚の画像として表示」しているモノを「サムネイル」と呼びます。
配信用背景画像を無料ソフトで作ってみる medibang paint メディバン ペイント ←前回掲載したコラムで無料ソフトで画像を作る方法を紹介していますので、気になる人は見てください。