わたくし、多趣味です。

いきなり「だからどうした!」と言われそうですが、趣味というのは仕事以外の自分が自由に使える時間を幸せに過すことだと思っています。読書をする人。ネットサーフィンをする人。音楽を聴く人。多種多様な過ごし方があると思いますが、共通することは、自分が楽しんでいる時間を過ごす事だと思います。趣味が上達して仕事(本職)となれば、それは立派なことでしょう。しかし、現実は仕事の合間で自分の時間を過ごすことが”趣味の時間”となっている人がほとんどだと思います。

趣味はひとつに絞り込む必要もありません。その時に自分が気になったことをやってみるだけで、十分趣味として確立していると思います。たとえば、今夜のご飯は何を作ろう?と、考えた時に「自分で作る」「食品スーパーで惣菜を選ぶ」これも楽しくやれば趣味と言えると思っています。

私の趣味は近所のスーパーの総菜選び

どうでしょう?なんだか、この人食品スーパーマスターな気がしてきませんか?「私の趣味は料理です」という方もいらっしゃると思いますが、「惣菜選び」と言われたら、興味わきませんか?
趣味と自分が感じてなくても、話し相手が興味を持つような、自分の何気ない行動を「趣味」と言い切ってしまえば、もう立派な趣味として完成してしまいます。

趣味=自分が興味があるもの=日常、自然と行っていること

この定義が本来の趣味ではないでしょうか?仕事の休憩中にいつもすることや、通勤通学の時にいつも考えること、寝る前についついしてしまうこと。皆さん考えてみると、案外日常で同じ事をしているパターンが見えてくると思います。それを思い切って「趣味」と言ってみると、自分が無趣味と思わなくなれます。

じゃぁ、あなたどうなの?と言われると思いますので、わたしの行動パターンをいくつか紹介します。

・起きたらコーヒーをすぐに入れる
・カーテンを開けたら庭先の畑に人が居ないか確認し、居たらしばらく観察する
・車に乗ったらiPadを装着しSpotifyでドライブ曲を選ぶ&iPadが操作しやすい場所を考える
・買わないクセにamazonのタイムセールを覗く
・見てもわからないのに海外のニュースを検索する
・行かないのに海外都市の気温が気になる

どれも、趣味と言い切れないような行動ですが、「趣味なんです!」と言うと、
・コーヒーにこだわりがありそう
・庭先の四季を楽しんでそう
・ドライブの音楽こだわってそう
・amazon詳しそう
・時事ネタ詳しそう
・海外詳しそう
と、勝手に相手が脳内変換をしてくれます。もちろん毎日何気なく行っていたら、自然と詳しくなりますし会話もできます。皆さんの何気ない行動が、他の人から見たらすごくためになる知識かもしれませんし、会話のネタにもなります。

ぜひ自分の何気ないルーティーンを趣味と言い張って公開してみてください。きっと違ったとらえ方をみんながしてくると思います。

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