PUBGをしたいという方が大変多く、ハイスペックパソコンの相談を受けますがお金に糸目をつけない方なら30万円あれば、モニター・本体などすべてそろいます。しかし30万円をゲーム用にそそぐ勇気が出せない方、そこまでガチじゃなくていいんだけどというあなた、お待たせしました、そこそこ楽しめる仕様を調べてみました。
その前に、絶対に必要と思う条件を確認します。
目 次
<PUBG最小動作環境>公式より
OS | Windows 7/8.1/10 64bit |
CPU | Intel Core i3-4340 |
メモリ | 6GB |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce GTX660 |
これに近い仕様でゲーム内設定を全てVery Lowにしてギリギリくらいみたいです。
そこで、以下を目標に設定します。
① 30フレーム程度出る環境
② 中古でもいいから全部で10万円以下
これをクリアするには、
CPU Intel i5 4000以上 Ryzen 1400以上
メモリー 8G以上
グラボ GTX750Ti 2GB以上
これにSSD運用&win10&そこそこモニターでいけるのではないでしょうか?
100,000円を切るスペック
i5 4670k 15,000円(中古)
マザボ H170 10,000円(中古/新品)
DDR4 4GB×2 11,000円(新品)
GTX750Ti 8,000円(中古)
SSD 120GB 6,000円(新品)
DVDドライブ 1,000円(中古)
電源 500w 5,000円(中古/新品)
CPUクーラー 4,000円(新品)
ケース 5,000円(新品)
ファン+配線 2,000円(新品)
OS win10 13,000円
モニター23インチ 8,000円(中古)
合計 88,000円
まず大丈夫そうな各パーツの金額です。この価格を下回るように探していけば90,000円を切るPUBGそこそこ遊べるパソコンが完成します。しかし、これでも最高設定はLowでしょう。(30~50fps)ヤフオクなども活用していくと85,000円台で完成するかもしれません。
しかし、100,000円の壁を超えると余裕ができてきます。どこに余裕ができるか?それはメモリー・マザーボード・CPUでしょう。PUBGはCPUの性能が大事と言われています。余裕あるCPU性能を見ていくと、i7 3770 以上、i5 6500以上くらいが必須ではないでしょうか。
<100,000円スペック>
CPU i7 3770k 18,000円(中古)
マザボ Z77 10,000円(中古)
DDR3 4GB×4 10,000円 (中古)
GTX970 15,000円(中古)
SSD256GB 12,000円(新品)
DVDドライブ 2,000円(中古)
電源600w 5,000円(中古)
CPUクーラー 4,000円(新品)
ケース 5,000円(新品)
ファン+配線 2,000円(新品)
OS win10 13,500円
モニター 23ゲーム用(75Hz) 16,000円(新品)
合計112,500円
参考youtube
この動画をごらんになって、十分!と思える方は、せひこのくらいの初期投資はかかると思います。これでも最高設定はLowとなりそうです。(Lowで50~60fps)
150,000円でどこまで組めるか?
CPU i5 7500 22,500円
マザボ H270 12,000円
DDR4 8GB×2 20,000円
GTX1050Ti 18,000円
SSD256GB 12,000円
DVDドライブ 2,000円
電源600w 6,500円
CPUクーラー 4,000円
ケース 5,000円
ファン+配線 2,000円
OS win10 13,000円
モニター 24インチゲーム用(144Hz) BenQ新品 29,500円
合計:146,500円
youtube参考動画
150,000円の壁がこんなにも違うのかと思われたと思います。
結論からいいますと、パソコン120,000円・モニター30,000円・キーボード+ヘッドホン10,000円 合計160,000円からが、PUBGとりあえず快適仕様が組めます。
150,000円 目指せるぞ!ドン勝!(快適)
200,000円 ドン勝余裕!?(最適)
300,000円 連ドン確定!?(見栄えも文句なし)
<ここから大事なお話①>
お金を出せばハイスペックなパソコン環境は整いますが、パソコンゲームで大事になってくるのは、通信速度の環境です。ゲーム自体が重くなる現象はゲームサーバーの仕様なのでこれは仕方ありませんが、自分が作れる環境で「通信速度の高速安定」も大事になってきます。最近は全国ほぼ1Gのネット環境が構築されていますのでまずはここからチェックすることも大事でしょう。さらにNTTは1G以上の速度環境を展開しはじめましたので、そちらも検討してみてください。
<ここから大事なお話②>
人間の反応速度には限界があります。一般人は0.2秒が反応速度の限界と言われています。陸上競技では0.1秒以内の反応でスタートをすれば失格となります。反応速度の限界はこの「0.1秒」ではないでしょうか?
ということは、1秒の1/10秒フレームを認識できれば、反応ができるということになります。もちろん、1点をずっと見続けて0.1秒の反応が可能だと思いますので、30フレーム出てれば十分!とまでは言いませんが、60fps見れる環境が整えば十分では?というのが持論です。パソコンスペックでは100fps以上が出力される環境が120,000円以上で構築(LowやMid設定)できることが上で証明されました。ということは、モニターは144Hzまでで十分対応できます。
人間の限界以上のスペックで映像が出ている、それを操作しているという現実ですので、パソコンゲームにどこまで投資するのかは、一度自分の体と向き合ってから判断してもいいのではないでしょうか?
私が150,000円でPUBG用パソコンを組むとすれば
モニター iiyama 27インチ 75Hz 21,500円
CPU i5 7600k 27,000円
マザボ Z270 14,000円
DDR4 8GB×2 23,000円
GTX1050Ti 18,000円
SSD256GB 12,000円
DVDドライブ 2,000円
電源600w 6,500円
CPUクーラー 4,000円
ケース 5,000円
ファン+配線 2,000円
OS win10 13,000円
合計 148,000円
このカタチになるでしょう。目の限界、CPUシングルコアの高負荷対応、余裕のあるメモリー、十分です。これ以上のスペックが必要な人は「プロゲーマー」だと思います。少しでもプロゲーマーに近づきたい人はこれ以上のスペックで練習していくのがいいでしょうが、ライトユーザーはここまでのスペックで遊ぶのがベストではないでしょうか?
<追記>
少し古いCPUであっても、i5 3世代(〇〇k)以降で、グラボ4GB以上 メモリー10GB以上あれば、ミドルスペックとして使えそうな気がする。(Low設定)
参考動画
PUBGでのハイスペック基準
i7 7700 i5 7600以上 (シングルコアベンチ170以上:CINEBENCH R15)
メモリー 16GB以上 (8GBを超えていることがよくある)
グラボ 8GB以上 GTX1070 (高画で6GB以上の時あり)
PUBGでのミドルスペック基準
i7 4770k i5 4690以上 (シングルコアベンチ150以上:CINEBENCH R15)
メモリー 10GB以上 (8GBを超えていることがよくある)
グラボ 4GB以上 GTX1050ti (高画で6GB以上の時あり)
PUBGでの初級スペック基準
i7 3770 i5 3570k以上
メモリー 8GB以上 (8GBを超えていることがよくある)
グラボ 2GB以上 GTX660以上