名刺文化が日本で始まったのは江戸時代の終わりごろと言われている。当時は訪問先で相手が不在だった時に使用していたらしい。
日本人らしく「お伝えする」という文化だったのだろうか?

仕事では当たり前に使用していると思うが、プライベート用名刺ペット用名刺など、今では様々な用途で「名刺」を使っている人が多くなっている。

仕事用名刺

仕事用に記載する内容は、社名・会社ロゴ・役職・名前・連絡先が基本となってくる。裏面を使って商品案内や事業内容等を追加している企業も多いが、これは表面に書けるなら表が絶対に良い。なぜなら頂いた名刺を管理する時には、表面だけを一覧として使用している人が圧倒的だから。表面にオススメしたい内容を記載しておくことで、「〇〇商品の〇〇さん」という意識が自然と付く。企業の名刺は裏面はほぼ使用しなくても良い。

プライベート用名刺

プライベート用は主に趣味をメインとした名刺が多い。記載内容は、趣味の画像やロゴ・名前もしくはハンドルネーム・連絡先(携帯・SNS)・ホームページなど。住所を記載するよりは手軽に連絡が取れる方法を記載してるのが特徴。趣味用ということで、電話番号よりSNSの方を大きく記載している人も多い。全面カラー印刷というのも多く個性溢れる名刺が多い。

ペット用名刺

記載内容は、ペットの画像・名前・性別・生年月日・連絡先・ブログなど。これはプレイベート名刺と類似しているが画像がメインとなってることが多い。ペット自慢と思われがちだが、迷子の時に名刺をもらった相手が印象に残っているケースも十分ありえる。さらに血統など細かく記載することで縁談などの話にも使える。かなり有益となる名刺と思われる。

必要ないと思っている人は必ず作った方が良い

名刺なんて必要ない・まだ若いから必要ない・そんなことを思っている人も居るのではないだろうか。名刺は自分を表現できる気軽なアイテムなので絶対に持っておくことを勧める。記載することが無いと思っている人は趣味用の名刺を作ってみてはどうだろうか?本名なんて記載しなくても良い。連絡先とハンドルネームと趣味の一覧だけでも十分名刺と言える。印刷して配ることもないという人は画像として保存しておけば良い。しかしOFF会などに参加する人であれば、絶対に製作し配ることで印象がかなり違ってくる。若い人であればどんな名刺であろうと、名刺があることで好印象になる。

名刺は独り歩きをする

名刺はただの紙切れではない。その人の印象にもなるので91mm×55mmにクオリティを求められるアイテムでもある。一目で何屋さんなのかわかる名刺はそれだけで営業として100点だろう。そしてそれが印象に残れば次の仕事にも影響してくる。趣味用の名刺でも同じで、〇〇のことなら〇〇さんに聞いてみるかと、必ず第三者との会話の中に出てくることが予想される。それには名刺の印象がどれだけ残っているかで決まってくる。予想していなかった場所で予想していない人とのつながりができてしまうのが、名刺制作の醍醐味でもある。

名刺は作り変えて良いもの

一度作ったからといって余るのが辛いと思ってほしくない。部署が変われば名刺は入れ替えるし、年度が変われば名刺も変わる企業も多い。プライベート用でも同じ。趣味が追加されれば新しく作り替えればよい。ペット用も可愛い写真ができたら作り替えればよい。残った名刺を見て「もったいない」と思うだろうが、古紙回収に出せばよいし、記念に1枚だけ残して思い出にすれば良い。そしてまた配れば相手との話のネタにもなる。気軽に作り替えて良いものとぜひ認識しておいてほしい。

弊社では名刺制作の相談を無料しております。製作も3,000円~となっております。お気軽にご相談ください。